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mail magazine Ozeki-Letter 2005.1.14【第85号】
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小田原支部の小関です。
昨日、本会から研修会のお知らせメールが入りました。見ると、研修部が2月2日と3月2日に「カウンセリング研修会」を開催するそうです。
行政書士の思考がそちらへ向き始めたことは非常に喜ばしいことです。それは、我々の業務が、“人の傷つきやすい部分”に直接関わる相談業務を含む「ヒューマンサービス」を提供することを求められているからに他なりません。
「ヒューマンサービス」とは、福祉、介護、医療、教育などの地域社会のサービスや法律相談サービスを総称したもので、人々の生活に密着した重要なものですし、その経済規模は“低く見積もっても100兆円”という試算(『ボランタリー経済の誕生』から)もあるほどなのです。
このヒューマンサービスが効果的に提供されるためには、提供者と受益者との間に自発的なやり取りがあり、相互的な信頼関係が成立していることが重要であるとされています。
行政書士が、このヒューマンサービスの提供者となるためには、人な話をよく聴き、問題解決に導くためのカウンセリング技術の習得は必須であるといっても過言ではないと思います。
是非多くの会員の皆さんが、この研修に参加されることをお薦めしたいと思います。