【今週の一言】 9/27(月)の『てんめい尽語』から
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【事務局機能検討特別委員会】
先週金曜日に行われた神奈川県行政書士会の“事務局機能検討特別委員会”で、「いまだに事務局長を県から斡旋してもらっているのは全国の単位会で神奈川会だけ」という話を聞いてびっくりです。全部とは言わないまでも、かなりの単位会ではそうしているものと思いこんでいたようです。それほど、神奈川会では当たり前のように繰り返されてきたので、問題意識をもてずにきてしまいました。反省です。
確かに、一部に「県からの天下り」ではないかという批判があったことは知っていたのですが、これまで歴代の事務局長の皆さんがそれまでの経験に裏打ちされた能力を発揮され、又、人脈を活かしてくれて、会のために本当にまじめに頑張っている姿を見てきたので、その有用性は否定できないと考えてきました。
しかし、時代の流れと共にというか、ここにきて「このままで本当にいいのか?」「プロパーの人材を育てる必要があるのではないか?」という意見が多くなり、又、役員の事務局依存の強い風土の中で、現実に事務局長や事務局職員の仕事は激務となっており、ここ2代の事務局長が1,2年ほどで辞職している状況であることを考えると、いま、事務局のあり方を見直し、組織全体の問題として改善すること。そして、事務局の人材確保を真剣に考える必要のあることを痛感しました。
この事務局機能の見直しは、一人事務局だけの問題ではなく、役員の権限と責任や全会員の意識改革を伴う大きな問題です。なので、この問題の解決を図ることは、情報化社会の中での組織のあり方を考えていく大きなきっかけとなるような気がしています。それだけに、大変な仕事になりそうですが、意義の重大さをモチベーションにして有意義な議論を積み重ね、来年度の総会に向けて実効性のある報告書をまとめていきたいと思っています。
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【Ozeki-Letter】 2004.10.1【第70号】
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