Ozeki - Letter

第59号

Ozeki-Letter

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【制度と会を考える】

行政書士会は、仕事の斡旋や分配を目的とする組織ではないという説明をしました。
では、私達行政書士は、会に何を期待し、会は会員の会に対する帰属意識を高めるために何をするべきなのでしょう。

会員行政書士にとって、なんと言っても重要なのは、業務遂行上必要な情報が迅速且つ正確に提供されることだと思います。行政書士会には、日行連や行政、他士業団体や他県行政書士会などから実に様々な情報が集まってきます。また、組織内の各部・各委員会などの活動によって生み出される情報も集積されています。

が、しかしです。この会に集まる情報がほとんど会員には開示されず、執行部内の一部(部長までは供覧に付されているが、全員がきちんとみているとはいえない状況にある。)だけで共有されるにとどまっています。従って、会員にとっていち早く知りたい情報があっても、本会役員室内の供覧文書の山の中に埋もれてしまっているというのが実情なのです。
本会HPの会員専用ページで開示されている情報はほんの一部にすぎません。この点の改善を図ることは急務なのです。

そのために、私は前期企画開発部長の時に“文書管理システム”の構築を提案し、今期前年度執行部の企画開発部の皆さんに取り組んでいただき、今年度は総務部において具体的運用をするための諸整備がなされていますので、今年度中には相当量の情報開示が進むものと期待をしています。

“文書管理システム”というのは、会に集まる情報を電子化(デジタル化)してそれぞれのカテゴリーに分類整理して大容量のサーバーに保存して、インターネット上で検索・閲覧を可能にするシステムで、会員行政書士は、24時間いつでも自分の事務所(あるいは自宅・モバイル)からインターネットを介して必要な情報を取得することができます。
(つづく)

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