Ozeki - Letter

第57号

Ozeki-Letter

【今週の一言】 6/30(水)の『てんめい尽語』から
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【新入会員のご挨拶】
昨日、最近行政書士登録をして入会をしてきた小田原支部の新入会員さんが挨拶に見えられました。30代の若い会員さんです。私の体験を含めていろいろな話をし、私の書いた「新入会員レクチュアー」を差し上げて、支部の活動に積極的に参加をするようお願いをしました。

この間、様々な新人の皆さんと話をしてきましたが、多くの人がそうであるように、割と楽観的にというか気軽にというか、そんな感じで入会してきているように見えるのですが、そんなことはないのでしょうか。

先日聞いた話では、新人の会員が、自分のサイトで“これもできる、あれもできる”と表示をして、それを見た依頼者が仕事を頼んだところ、その業務に全く対応できずにその依頼者に損害を与え、訴えられるというケースが増えているそうです。

確かに、行政書士のサイトの多くは、行政書士の業務を列記しているものが多く見受けられます。経験を持った行政書士であれば、自分の得意分野をきちんと表示しているのでしょうが、まだ“コア”といえる業務を持たない新人の場合は、できる、できないに関わらず、すべての業務を網羅して業務依頼の取得機会を増やそうとするのでしょう。

気持ちは分かりますが、かなりリスクは大きいのだと思うのです。すべての業務を網羅して一つでも多く仕事をとりたいと思うのであれば、自分の実力をきちんと認識した上で、会や支部の活動に積極的に参加をして先輩行政書士との信頼関係を構築し、業務についていつでも支援を受けられるネットワークを作るべきであると思うのです。

割と気軽に開業する人は、自分の力を過信しているか、または行政書士の業務を軽く見ているのではないとさえ思えます。まずは、自分を見つめ直し、行政書士にとって必要な資質とは何かを考え、学び、それを習得するための努力をしてほしいと思うのです。

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【Ozeki-Letter】           2004.7.2 【 第57号 】
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【発行人】行政書士 小関典明(小田原支部会員)
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