【今週の一言】 1/1(元旦)の『てんめい尽語』から
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【明けましておめでとうございます】
昨年は、本当に思うようにいかなかった一年でしたが、今年は昨年を引きずることなく、ポジティブに生きてみたいと思います。
しかし、今年は、昨年以上に私の事務所にとっても、行政書士制度にとっても苦しい状況に陥っていくことが予測されます。この2004年という年は、来年2005年の電子政府の稼働(情報化社会元年)に向けて日本社会のあらゆるところで、新たなスキーム(枠組み)が姿を現してくると思われます。新たな社会システムが現実に見えて来る年だと考えています。
今年を生き抜くためのキーワードは、『従来型の思考、やり方との決別』です。今年中に我々が生き残っていくための新たなスキームを創り出し、新たなビジネスモデルを創出することによって、新たな社会システムの中で生き残り、発展していける礎を創らなければならないのです。
私の脳の中では、かつてないほど危機意識が高まっています。今年が、我々の行政書士という制度が『茹でガエル』にならないためのタイムリミットであり、まさに崖っぷちの年になると考えているからに他なりません。
しかし、だからといって一人では何も出来ません。昨年お世話になった多くの人たちやさらに多くの方々と今の現状、時代認識を共有するために語り合い、出来るだけ多くの皆さんとの間で共通した認識を持てるように全力を挙げて取り組みたいと思っています。
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私は、この「激変期」の中で、従来型の社会システムとして機能してきた行政書士制度を新たな社会システムに移行するために必要な改革を加速するためのチェンジリーダーとしての役割を担うべき時が来たことを確信しています。
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昨年の元旦に、このように書きました。が、残念ながらリーダーシップを発揮するための“場”を得ることが出来ませんでした。しかし、“激変期”の2年目に入る今年は、だからといって座しているわけにはいきません。自ら“場”を作り、我々にとって必要な新たなビジネススキームをつくるためのリーダーシップを発揮してチェンジリーダーとしての役割を果たしていきたいと考えていますので、皆様方の変わらぬご指導・ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。
本年が、皆様方にとって幸多からんことをお祈りいたします。
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【Ozeki-Letter】 2004.1.2【 第31号 】
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