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【行政書士法を読む】・・・・・・・・・(22)
前回からの続きです。
現在、行政書士になるための方法は大きく分けて三通りあります。
一は、試験合格
二は、他資格によりもの
三は、行政事務経験者
です。
筆者が行政書士となった頃は、試験合格者がほんのわずか行政事務経験者を上まわっていた頃でした。
それより以前の昭和45年頃は、試験合格者は全体の25%程度に対して、行政事務経験者は49%と約半数近くを占めていたものです。
それが、試験合格者がやっと全体の50%を超えたのは平成2年です。その時、行政事務経験者は33%でした。
平成12年4月1日現在、この比率は、
試験合格者 59%
行政事務経験者 29%
他資格による者 11%
という状況です。
試験合格者が増え、行政事務経験者は確実に減少しています。
行政書士が国家資格である以上は、行政事務経験のみで、あるいは他の資格があるからということで、「無試験で資格がもらえる」などということはあるべきでないと思っています。
せめて試験科目の一部免除若しくは合格最低点を一般受験者よりも下げるなどして、ともかくも「無試験」という状況を早急になくすべきであると思っています。
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※この連載は、全国建設関係行政書士協議会(全国建行協)での友人である岡山県の“行政書士八尾信一氏”の提供です。
現在、今年度改正行政書士法の解説を連載中です。
http://www.ab.wakwak.com/~sigyo/
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