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コーヒーブレイク(*^_^*)
【言葉の解説】
~オープンブック・マネジメント~
-Open-book Mnanagemt-
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経営指標の徹底した公開、財務関連の教育研修、権限委
譲、成功報酬制度などによって従業員の自立的な行動を
促し、企業を活性化しようとする経営思想
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1990年代後半から米国で注目され始めた「オープンブックマネジメント」とは、自社の従業員に財務諸表をはじめあらゆる経営指標を公開し、良い数字だけでなく悪い数字も共有して、従業員自らが問題点を発見して解決策を考え、それを実践する環境を創り出す。という経営思想です。
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【お奨め本のご紹介】
※私が現在読んでいる本です。
決定版 失敗学の法則(著:工学院大学教授 畑村洋太郎)
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小さな会社・儲けのルール(コンサルタント竹田陽一、栢野克美共著)
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【行政書士法を読む】・・・・・・・・・・(15)
前回まで見て来たように、行政書士法にいう行政書士の業務のうち「書類の作成(作製)」という文言は、国民の識字率が極端に低くまた行政手続がまだ未明な社会状況で、その社会状況に適合するよう使われた言葉でした。
問題は、このような状況で推移してきた「行政書士の業務」に関する規定が大きく変化したのは、昭和五十五年の改正からだと言えると思います。
この年は、社会保険労務士との間でその業務の分離が行われました。
と同時に、この年の改正によって第1条の2が追加され、「提出代行」と「相談」業務が明確化されたことになっていますが、この改正はむしろ「書類の作成」と「提出代行」や「相談」業務を分離し、さらに後者には罰則をかけないこととすることによって、行政書士業務を本来社会的に求められている行政手続の申請代理ということから歪曲させているという非難が生じる余地を残してしまっていると解されるべきであろうと思われます。
このあたりは制度の基本設計の問題でもあり、また、国民が行政書士に何を期待しているかという部分との重なり合いともなる重要な部分であり今後とも真剣な論議が続くことを期待しています。
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※ この連載は、全国建設関係行政書士協議会(全国建行協)での友人である岡山県の“行政書士八尾信一氏”の提供です。