Ozeki - Letter

第13号

Ozeki-Letter

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コーヒーブレイク(*^_^*)
【言葉の解説】

~失敗学(Learning from Failure)~

日業務や商品開発における失敗をネガティブなものとして忌み嫌うのではなく、事業を成功に導くため、積極的に活用しようとする考え方や動きを提唱した学問
(工学院大学の畑村洋二郎教授の著書「失敗学のすすめ」)

『大事なのは、そうした失敗情報を収集して責任者に素早く伝え、かつ社内で社員が共有できる体制を作り上げることです。失敗情報の収集と共有は、そのまま失敗への対応策につながります。』

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【行政書士法を読む】・・・・・・・・・・(13)
前回は、行政書士の業務に関して、とくに官公署に対して許認可等を求めて申請する行為が、「書類の作成」と「提出手続」に分けて規定してあるところに実態との間に矛盾が生じているということを述べました。

歴史的な経緯からすると、行政書士の始まりは、明治五年の『太政官無号達』として出された「司法職務定制」にあると言われています。

その第42条(代書人)には、

「各区代書人ヲ置キ各人民ノ訴状ヲ調成シテ其詞訟ノ遺漏無カラシム」

ここでは、代書人の仕事が訴状等を本人に代わって作成(調成)することがうたわれています。

その後、代書人が裁判所の管轄下に入る「司法代書人」と自治体又は警察の管轄下に入る「代書人」に分かれる明治三十年代の後半では、次のようになります。

「代書業者取締規則」(明治三十九年)の第1条では、

「本則ニ於テ代書業ト称スルハ他人ノ委託ヲ受ケ文書、図面ノ作成ヲ業トスルヲ謂ウ」

この頃は、まだ代書人に対する「取締法規」的色彩が濃いものであります。(続く)

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※ この連載は、全国建設関係行政書士協議会(全国建行協)での友人である岡山県の“行政書士八尾信一氏”の提供です。

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