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コーヒーブレイク(*^_^*)
【ことばの解説】
これからしばらく、IT・情報化に関する言葉を取り上げてみます。
~ROI(Return on Investment)~
投下した資本に対して、得られた利益の割合。企業全体や、事業や商品ごとの投資効果の評価する指標として利用されます。
日本語訳は「投下資本利益率」又は「投資利益率」です。
これがなぜITに関係した言葉なのかというと、企業や組織がIT化・情報化を進めようとする時には、情報システムなどの導入をするための投資が必要になるのですが、情報システムそのものは利益を生み出さないので、その効果測定にこのROIの活用が必要になるのです。
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「行政書士法を読む・・・・・・・・・・(10)」
行政書士法第1条の3の2号は、以下のように規定されています。
「前条の規定により行政書士が作成することができる契約その他に関する書類を代理人として作成すること。」
前半が示している「行政書士が作成することができる契約その他に関する書類」というのは、権利義務又は事実証明に関する書類ということになります。
また、「契約その他に関する書類」という文言が示しているのは、「契約」という「例示的表現」にとどまらず、やや広い範囲の書類を想定していると考えられます。
また、後半の「・・・書類を代理人として作成すること。」という表現に関しては、総務省自治行政局行政課の二瓶博昭氏が解説しているところによれば、
「ここでいう『代理人として』とは、契約等についての代理人としての意であり、直接契約代理を行政書士の業務として位置づけるものではないが、行政書士が業務として契約代理を行い得るとの意味を含むものであると解される。」
と記されています。(続く)
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※ この連載は、全国建設関係行政書士協議会(全国建行協)での友人である岡山県の“行政書士八尾信一氏”の提供です。
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