【行政書士法を読む】・・・・・・・・・(1)
行政書士法は、私たち行政書士という国家から与えられた資格を使って業務を行う者にとっては、最も大切な法律です。
大げさな言い方をするならば、私たちにとって行政書士法はアルファでありオメガであります。
いま日本社会が大きく変化を遂げようとしているときに、この行政書士法もまた大きな変化(改正)を余儀なくされていますし、今後もさらにこの改正の動きはやむことはないであろうと思われます。
昭和26年2月に誕生した行政書士法が、満50歳を超えて、さてこれからまたどのような変化を遂げながら、国民の期待や要望に応えうる制度に成長していくことができるか、ということに思いを馳せながら、みなさんと一緒に行政書士法を読んでいけたらいいなと考えています。
その中から、行政書士のあるべき明日が少しでも垣間見られることがあれば、望外の喜びと思う次第です。 (つづく)
※ この連載は、全国建設関係行政書士協議会(全国建行協)での友人である岡山県の“八尾信一氏”の提供です。
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【今週の一言】
このメールマガジンは、今回の選挙で生まれた改革への組織風土を是非、育てて頂きたいという思いから企画をしてみました。出来うる限り続けていく覚悟ですので、是非、皆様の応援をお願い致します。
いくらトップが変わっても、組織風土が旧態依然のままであれば、改革は進みません。
私は、この業で日々の糧を得て生計を営んでいる会員を大事にしてこその行政書士会だと考えています。
名誉やポストをめぐって争う組織では、もはや生き残ってはいけません。そのことを是非、多くの会員の皆さんに理解して欲しいと思うのです。
しかし、情報化社会という新たな社会システムで私達が生き残っていくためには、“組織”は絶対に必要なのです。
“組織”と言っても、これまでのような情報を秘匿して維持を図るヒエラルキー(階層)によるピラミッド型の組織ではなく、情報を開示し説明責任をきちんと負い、会員の皆さんとの信頼関係の下で情報を共有し、共通理解という土壌のある組織が必要なのです。
今回の選挙の結果は残念でしたが、落胆することなく、新たな改革に向けて皆さんと共に頑張りたいと思います。
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【Ozeki-Letter】 2003.6.6 【創刊号】
(引用転載の制限はまったくございません。)
【発行人】行政書士 小関典明(小田原支部会員)
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