小関ブログ

昨日の研修は良かった。

今日もさわやかに晴れています。少しだけ風が涼しいのでほっとします。

 

昨日の東京建設業法実務研究会(業法研)の総会に伴う研修会は、ワイズという建設業者向けのソフトやコンサルをやっている会社の社長さんと担当者が講師となり、公共工事入札の総合評価に関する内容で実際の評価を数式に入れて点数計算をするといった実務的なもので総合評価方式の中で行政書士が業務として手伝えることがあるのではないかという提案もあり、大変勉強になりました。

しかし、驚いたのは、総合評価方式の入札の実施件数が神奈川県は全国一番少ないということでした。

総合評価方式というのは、価格以外の技術力(工事成績)や品質保持力(資格者やISOなど)といった項目を審査して価格のみの競争ではない入札方法で、きちんとした経営をしている高点数がとれる企業にとっては、適正な利益が確保できるのでそれなりに評価できる方法なのです。

総合評価をやりたがらないのは、関西方面もそうらしいのですが、結局は落札率が高くなり、コストがかかることを嫌う発注者だということなのでしょう。

または、公共発注者の側に評価能力が欠如しているということかもしれません。

が、これからの建設業者がきちんとした体制を作り、健全な経営をしていくための適正な利益を確保するためには必要な方法だと思われ、神奈川県も積極的に採用するべきだと思うのですが、いかがなものでしょう。

いずれにしても、昨日の研修は大変良いものだと感じたので、神奈川建行協でも役員会に提案をして、是非秋の研修でやってみたいと思います。

研修会終了後は、懇親会となり、東京に皆さんと楽しい時間を過ごして帰ってきました。が、またまた少し飲み過ぎたようです。まだアルコールの体内処理が終わりません。

 

今日は、外出の予定はなく、終日事務所で執務です。

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