今日は、朝まで降っていた雨は止み、雲が切れて日が差しています。台風2号は、昨日午後温帯低気圧に変わったので、この地域には大雨警報が出たもののそれほどの雨は降らずに終わりました。
今週は、会務スケジュールはなく私の所管する部の人選も終わっているので、事務所の仕事に勤しみたいと思います。
今朝も当事務所のクライアントである建設会社の営業責任者の方がひとしきり愚痴をこぼして行かれましたが、本当にこの国はどうなっていくのかが全くわからなくなってきているようです。
戦後、地場経済を支えてきた建設業を疲弊させて地場経済を弱体化させた中でのこの大震災。復興に向けた道筋を描かなければならないときに政治はなにをしているのでしょう。
今週にも野党から内閣不信任案が出され、民主党内からそれに賛同する動きが出ているという報道がなされています。確かに、今の菅政権に日本の未来を託せないという気持ちは多くの国民の共有するものだと思っています。が、しかし、この国難の時期に権力闘争をしている場合なのでしょうか。本当に腹が立ちます。
しかも、きちんとした国民的なコンセンサスが得られているビジョンを持ったポスト菅政権があるのならともかく、なにもない状態でただ政権を追い落としたら政治空白が生じ、国民が路頭に迷うばかりなのではないのでしょうか。
政権が弱体でこの国難に立ち向かうことが困難なときこそ権力争いをやめて与野党が政策を調整して大同団結して国民のために全力を尽くすことこそが政治家の仕事なのではないでしょうか。
せっかく集まった救援物資がなかなか必要な人の所に届かず、多額の無駄な保管料がかかっている現実や義援金がまだほんのわずかしか配られていない現状を政治的英断をもってどう打開していくのかを示すべきだと思っているのは私だけではないはずです。なんとかして欲しいと思う今日この頃なのです。