今日もギラギラの太陽が照り付ける朝です。
昨夜は、エアコンを回しっぱなしにいても室温が下がらず、なかなか寝付くことができずに往生しました。結局1,2時間うとうとしただけで朝4時過ぎには完全に目覚めてしまい、かなり寝不足状態です。
明日告示の民主党代表選挙は、未だどうなるのかわからない状況で、今夜菅首相と小沢前幹事長の話し合いがもたれるという報道です。昨日の管、鳩山会談で“トロイカ体制”に戻ることが合意されたようですが、見せかけの挙党一致を作り出しても長続きしないという意見もあり、未だ五里霧中といった状況のようです。
このところ、NHKの特集で、環境エネルギーにオイルマネーをつぎ込んで技術を集めその分野で世界の覇者となろうという中東や爆発的な経済成長で一気に巨大資金を手にした台湾の先端技術の輸入に関する情報が報告されています。
方や日本は、昨日発表された日銀の金融緩和策も政府の緊急経済対策も打つ手がほとんどない中での苦肉の策を小出しにせざるを得ないという苦しさを感じさせるもので、市場の反応も冷ややかです。
日本経済の底力はこの苦境を乗り切るだけのエネルギーをもっていると信じたいのですが、世界各国の政府が自国の技術を国を挙げて積極的に営業している中で、日本政府はほとんど何もしていないように見えます。しかも、成長戦略といいながらグローバル経済の中で日本経済をどう押し上げていくのかという戦略も政策も見えてきません。ほとんど無為無策としか思えない状況に見えるのは私の勉強不足なのでしょうか。
アラブ首長国連邦の若いエネルギー特使のリーダーシップと先見性のある動きは目を見張るものがありました。今の日本に必要なのは、あのエネルギッシュな行動力と先見性に基づく戦略なのかもしれません。