今日は、昨夜の予報では、一日雨になるということだったのですが、朝方まで降っていた雨は止み、今は曇。時折日が差しています。
でも、箱根山方向の空にはかなり厚い雲があり、山は見えていないので、これから降ってくるのかもしれません。
参院選挙で民主党がぼろ負けし、執行部の責任論なるものが出ていると報道され、今朝のニュース番組では、「嵐の前の静けさ」などという表現で9月の代表選挙に向けた動きがあることを示唆していました。
しかし、もし現実にそんな動きをしているとしたら本当に日本の政治家は三流だということを自ら証明しているように思えます。野党になった自民党にも言えることですが、今日本は「権力争いなどしている場合なのでしょうか。」という常識的な思考が欠如しているかのように見えてきます。
9月の民主党代表選挙などやめてもらいたい。というのが多くの国民の思いだと思っています。こんな時に、民主党の党内事情でまたもや首相が替わるなどということが起こったら完全に国際社会の信頼を失うことになると思うのです。それは、日本という国家の破綻に直結する問題だと思われ、日本国民を不安のどん底に突き落とすことになるのではないでしょうか。
今回の選挙の結果は、これまでのような自分の党のマニフェストだけを主張して、その政策実現を目指そうとすると必要な法案が何も成立しないという泥沼に引き込まれ、国会が空転する可能性が現実にあり、国民を一番に考えるならば、党益より本当の意味での国益を考えた政権運営が求められるはずです。
もう、「政権など誰がやっても同じ」などと言っていられるときではありません。ギリシャのような事態に陥る前に国民一人一人が真剣に考え、政治家を変えていくことが求められているのかもしれません。
マスコミも政争や権力争いだけに目を向けるのではなく、国民が危機感を共有し、この国をどうしていくのかという政策ビジョンを作るための冷静な議論を促す情報提供をしていくべきです。