小関ブログ

国民ID制度ってなに?

今日は昨日の雨は止み、雲が切れて青空がのぞいていますが、時々細かい雨が落ちてきます。変に暖かい朝です。が、夜には気温がぐっと下がるという予報です。

今朝のニュースで、「国民ID」制度の導入を’13年までに実施すると政府のIT戦略本部が決めた。と、あります。しかし、今も生きている公的個人認証制度とはどう違うのでしょう?

不思議です。公的個人認証の住基カードは年に一度の電子確定申告以外にほとんど使う場面はなく、私の財布の中で眠っています。

タスポなどができたときにも、年齢確認だけなら住基カードを使えるようにすればよいのにと思いましたが、今回の国民ID制度は、郵便局やコンビニでも住民票や戸籍謄本などを入手できるようにすることを目指すとしています。住基カードはどうなってしまうのでしょう。

「国民総背番号制」といわれ、多くの国民が反対している「納税者番号」制度の導入も検討されているようですが、国民的なコンセンサスのない中でいろいろな制度が導入されても果たしてうまく使うことができするのでしょうかねぇ。。。?

いずれにしても、昨日も書きましたが、この日本社会をどういう社会にしていくのか、巨額の財政赤字をどれくらいの期間をかけて、どんな方法で健全化していくのか、道州制を導入し、国と地方の役割分担を明確にしていくのか、しないのかといった中長期の展望が見えるビジョンをもった政策を作りだし、そこにもっていくために必要な戦略的な政策を確実に実行して欲しいものです。

今の政権にそれを望んでも詮無いのかもしれませんが、このままではいずれ立ち行かなくなる日が来てしまいそうです。

今日は、小田原市勤労者共済会(愛称:スマイル共済会)の理事会に出席です。

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