今日は、薄い雲がかかってはいるものの、黒い富士山が久々に顔を出し、強い日差しがあります。自転車通勤の私は朝から汗だくです。
今日は、午前中私用で厚木まで出掛け、昼頃までには事務所に戻り、午後は相談予約が入っているので、終日事務所です。
昨日麻生首相が、来週21日の週の前半に解散、8月18日衆議院選挙告示、8月30日投・開票という日程を発表しました。解散を1週間前に予告するというのは今までにあったかどうかはわかりませんが、なんだか変な感じがします。
昨日、臓器移植法の改正が成立したことを受けて発表したのだとは思いますが、会期末までまだ時間がある中、重要法案はまだ残っているにもかかわらず、この発表で議員の心はもう選挙戦に突入のGOサインが出て、選挙区へ飛び、国会どころではなくなるのでしょう。
新人候補者にとっては、やっと先が見えたのでホッとしているのかもしれません。さぁ、これから本番だと意気込んでいるのかもしれません。
それにしても、不思議なのは、政権交代がメインテーマになる選挙だというのに、未だどこからも政権公約マニフェストが示されていません。確かに各党の中ではマニフェストづくりの体制は進んでいるようですが、未だにその概要すら出てきていないことにいらだちすら覚えます。
確かに、TV討論番組などでは、議員の口からそれらしいことは語られてはいるのですが、それとて、公約とは言えないディぺートの中の発言でしかなく、しかも、その全容は全く明らかにされてはいません。民主党鳩山代表の政治資金規正法違反の件は、確かに議員個々の問題としては重要かもしれませんが、天下国家の問題である政権構想の方が遙かに重要だと思うのです。
この先日本をどうするのか、いみじくも麻生首相が述べた「どの政党が国民の生活を守り、政権を担うのかが争点です。」という言葉は、まさにマニフェストを発表して述べるものではないのかと思うのです。