小関ブログ

千載一遇のチャンス

今日は曇で蒸し暑い朝です。

昨日の登録委員会は、100件ほどの審査でわりと早く終わり、委員会としての打合せがあり、4時半頃終わりました。

各単位会の総会・会長選挙も終わり、かなり多くの単位会で会長の交代があったようです。特にに関東地方協議会の11の単位会のうち7単位会の会長さんが替わったということで、これまでと違った風が吹いたような感があります。

さらに日行連の会長選挙の行方がわからなくなってきたように思います。が、選挙の模様を眺めてみると、今回立候補されている5人の方々全員が前々期の会長の下でともに会務執行を担った方々で、それぞれがそれなりの見識を持ち、方向性や考え方、表明している政策にそれほど大きな差がないように思われ、争点が見えてきません。

と、考えてみると、これは、やり方によっては一定の結束力を持ち一枚岩の組織を作れる願ってもないチャンスなのではないかと思えてきました。選挙の際の“常套句”で、実際に蓋を開けてみると全く逆の現象が繰り返されてきた“論功行賞人事の排除”が、実際に実行され、候補者の全員が入った正副会長会を組織することが出来れば、日行連にこれまでなかった政策実行形の執行部を作ることが可能になる千載一遇のチャンスではないかと思われるのです。

選挙に入っているので、実現することはかなり困難なことだとは思うのですが、制度を維持発展させるための砦である日行連を中長期の展望やビジョンを持ち、時代の変化によって起こる様々な事象に即応でき、情報発信の出来る組織にしていくことは、全国4万人の行政書士の利益に叶うことであり、また、国民の利便に資するためにも必要なことであると思うのです。

いささか乱暴な議論かもしれません。しかし、争点のない選挙によって、日行連にとって有用な人的資源を散らしてしまい、本来行われるべき政策や適正な組織運営が出来ない事態になってしまっては、行政書士界にとって大きな損失になるのではないでしょうか。

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