今日も曇。北風が吹いて寒い朝です。箱根駒ヶ岳に白いものが見えています。
息子殿のところに「定額給付金申請書」が届いたそうで、今朝事務所へ持ってきたので、どんなものかと見てみたら、申請書の印刷費やデータ入力の費用がかなりかかっているのだろうと思えるものです。私のところへは今日あたり配達されてくるのでしょう。
この定額給付。まさに愚策だとは思うのですが、きちんと納税はしているので、特別還付だと思って、くれるものはもらっておこうと思います。今月は、初孫のお宮参りで娘の夫の実家のある栃木まで出掛けるので、ついでに女房と二人で鬼怒川温泉まで足を伸ばして来ようと考えています。その費用の足しにでもしましょう。
しかし、「土、日、休日の地方高速料金1,000円」策にしてもこの定額給付金にしても、本当に景気対策として最良の策といえるのかが今後問われることになると思うのですが、何かが違っているようにしか思えません。
高速料金については、オートバイと乗用車のETCに限定しているのですが、本当に困っているのはトラック業界であり、こちらの高速料金をただにして流通コストを抑えた方がもっと効果的な景気刺激になりそうな気がしますがいかがなもんなのでしょう。
しかし、考えてみれば、欧米の高速道路はほとんどが無料のフリーウェイであり、日本の有料道路の多さは異常だと思うのです。特に地方の有料道路については、生活道路と重なっているところも多いことから道路開設時の初期コストが回収できたら無料化するという約束で作られたところも少なくないはずなのですが、その約束が果たされているのはごくわずかだという話を聴いたことがあります。
まぁ、高速道路の問題と有料道路一般の話は違うのでしょうが、この国の道路行政のあり方はかなりおかしいという思いがずっと以前からあります。民主党の言う「高速道路の無料化」が実現できたらどんなによいだろうと思う今日この頃なのです。