今朝も冷たい雨がしとしとと降っています。天気予報しによれば、ちょっと早い“菜種梅雨”状態で、今週いっぱいは降ったり止んだりのようです。
この季節の変わり目の気候乱調で、体調がかなり狂わされているようです。寝ても疲労感が抜けずにたまっていくばかりで、首、肩、背中、腰がみしみしときしむように痛みます。それに花粉が追い打ちをかけているので、かなり辛い状態です。
あうん
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ラビ・バトラ 2009年の予測 (2009年 「断末魔の資本主義」P17)
予測1 2009年、ついに資本主義の大崩壊が開始される。
予測2 原油価格は、1バレル100ドルを超えて上昇する。
予測3 イランが中東で大きな動きを見せる。
予測4 円高はさらに進行し、1米ドル=80円のレベルに
予測5 日本の東証株価、日経平均は5000円前後まで下落する。
ラビ・バトラは、1978年に「2000年までに共産主義が崩壊し、2010年前後に資本主義が終焉する」ことを予測し、それらの予測はことごとく現実化してきたといわれています。
当初、彼の予測を信じ、真剣に検討した人はごくわずかでしたが、予測が現実化する中で世界的に注目を浴びるようになってきました。
著書の冒頭で、「この本で私が書いていることは、決して“予言”ではない。私が瞑想を行う中で得た“神の啓示”ともいうべきものだ。」といい「本書で私が書くことは、神が示した今後の世界についてのイメージなのだ。」と言いはなっています。
彼が神がかっているかどうかは別にして、本の中に書いてある内容は、それなりに説得力のあるものであり、今後、私たちが生きていくために必要な戦略を考える上で決して軽視はできないと思います。
現実に起きている世界的な金融・経済の危機は「資本主義の大崩壊」の予兆を感ずるに十分な事態であり、まさに人類にとって未知の領域に入っているのだと思います。世界の人々が、この危機感を共有し、資本主義崩壊後の社会をどう築いていくのかが問われているのだとこの本を読んで強く思いました。
この著書の最後のエピローグで、「私が考える、これまでの資本主義が孕んでいた諸矛盾を解消するための新たな経済システムは、『経済民主主義政策』=『ブラウト経済政策』だ。-中略-このブラウト経済政策は、1959年に私の師であるプラハット・ランジャン・サーカー師によって初めて提唱された。包括的で、実用的な経済政策であり、社会政策だ。これは、資本主義崩壊後の人類が目指すべき、唯一の、全く新しい経済・社会システムだ。」とし、「日本社会では、1950年代から1970年代まで、まさにブラウト経済民主主義的な経済施策が実現されていた。」と言い、従って
「資本主義は、2009年にははっきりと目に見える形で崩壊を開始する。その激流の中で、新たな未来への道を見いだしうるポジションこそ、日本が今置かれている位置であると確信する。」と言いきっています。
このことを自覚することこそ、日本民族の今やるべきことかもしれません。
今日は、午後、建設農地専門委員会のため日行連行きです。