小関ブログ

変化を見据えた運営を

今日も快晴の朝です。寒いですが風があまりないので、それほど体感温度は低くありません。

昨日の歩数:7,819歩(しっかり歩数:7,319歩 61分) 夕方に離婚協議書に関する相談者が来訪され、遅くなってしまったので、帰宅は車になってしまいました。

今朝のニュースで、財務大臣の諮問機関である財政制度審議会の会長が定額給付金の見直し(撤回)を求める会見を行ったことが報道されています。

当然の発言だと思うのですが、政府部内からも撤回要求が出るほどこの定額給付金は、政策といえない愚策であることがはっきりしたのだと思うのです。この審議会の意見を財務大臣がどう受けて、麻生首相の考えをただしていくのかを注視しなければなりません。

一方民主党は、19日からの参議院での補正予算審議入りに同意したとの報道もありました。審議拒否ではなく、徹底的に議論をしてこの定額給付金がいかに愚策であり、景気対策にもならないことをしっかり明らかにして欲しいものです。政府・与党は、参議院での否決を前提に衆議院での再可決を画策しているようですが、参議院での議論を通じて与党の中にも反対に回る議員がかなり出てくるのではないかと期待をしています。

今年は、これまで書いてきたようにグローバル資本主義、新自由主義による規制緩和や構造改革の圧力が弱まり、新たな倫理観・哲学に基づく社会・経済の考え方が萌芽してくる予感がしています。来週にはアメリカのオバマ政権が発足し、これまでとは違った方向性をもった動きが始まります。このことは、我々日本人一人ひとりの生活や、社会システム、あらゆる制度設計に深い影響を及ぼすことになると考えられます。

つまり、行政書士制度もその影響を受けることは必至であり、これから起こって来るであろう変化・事象を敏感に読み取り、冷静、適切に対応することが求められます。その意味で今年は重要な時期になることが予想されます。そのためにも日行連役員、特に執行部の皆さんには現代社会を分析した本を大いに読んで、情報知識を仕入れて目先のコップの中の議論ではなく、時代の変化を見据えて制度・組織の運営に当たっていただきたいと心から願っています。

今日は、午後所用のため新宿行きです。

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