今朝事務所に来るときには晴れていたのですが、今は薄い雲が広がって日差しも弱くなりました。
昨日の登録委員会は、新規の登録審査が71件でそれほど多くなかったので、いつもより若干早めに終わって帰ってきました。
やっぱり、「行政書士」という字句が入ってはいるものの変わった(?)事務所名称で登録したがる申請者が増えているようです。もちろんそれを規制する根拠などはないので「行政書士」が入っていれば自由と言えば自由なのですが、原則は、改正前の行政書士法施行規則にあった表札の例示と同様に「行政書士(個人名)事務所」という標記にするべきだと思っています。
ところで、昨日のニュースで、自民党の細田幹事長が「定額給付は、税金の一部を国民に返すと言うことなので、国会議員ももらって消費するべきだ」的な発言をしたことが報じられていましたが、なにをかいわんやです。そもそも、国会議員は特別公務員であり、税金から給料をもらっている立場であり、本来なら、公務員全員が辞退をするべき性格のものなのだと思うのです。
麻生首相は、「世界で一番規模の大きい対策だ」などといっているようですが、2兆円もの血税をただばらまくだけの愚策にそんな評価ができようはずがありません。それだけの費用があれば、医療や福祉、失業対策など緊急で、しかも目に見えて効果が上がる政策がほかにいくらでもあるはずです。
確かに一部には定額給付を待っている人もいるのだとは思うのですが、本当に必要な人々、特に住民票をもたない路上生活者やネットカフェ難民には届かないのも現実で、しかも、配布をになう地方自治体は人的にも財政的にも相当の負担がかかることが目に見えているのになぜそこまで執着し、強行しようとするのかが理解できません。なんとかしてもらいたいものです。
今日は、午後から経審の申請と宅建免許変更届の提出で横浜行きです。