小関ブログ

「官公署」

今朝の渋谷は乳白色の空です。

昨日は、午前中に大阪から東京に移動し、午後5時までの会議で前日の飲み疲れもあってかかなり疲れました。

が、昨夜も泊まりということで食事と称して飲んでしまいました。その後カラオケスナックへも・・・、ホテルに戻ってマッサージをしてもらって寝たのですが、今朝もお疲れモードです。

今日は、昼まで昨日に引き続きの第一業務部会、午後は警察環境専門委員会で午後5時までの会議です。

昨日の会議でも問題提起をしたのですが、行政書士法第1条の2にある「官公署」についての定義を喫緊に明確にする必要があると思っています。これまでは、官公署=行政機関という認識が一般的であったのですが、小泉改革による行政機関の民営化や特殊法人改革による独立行政法人化或いは、民間法人に対する行政事務の指定登録機関としての位置付けなどそれ以前とは大きく違う状況が生まれている背景に基づいた新たな定義付けを行わなければならないと思うのです。

特に「官公署」という文言を使っている法律は行政書士法のほかにはあまり見られないと言うことらしいので、この問題に取り組むのは日行連以外にはないと思われるので、なんとか早い段階で明確にしたいと考えています。

私自身は、今年7月施行の改正行政書士法による日行連の「聴聞・弁明手続のガイドライン」のQ&Aでも記載がありますが、現状で「官公署」は、法律に基づいて行政事務を行う民間機関を含め行政手続法で「行政庁」と定義されているものと同義であると考えていますが、組織としての明確な意思決定に基づく定義付けが必要なのだと思っています。

今日午前中もほかの問題で行政書士法の解釈を巡る議論が予定されていますが、きちんと意見を述べたいと思います。

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