小関ブログ

「総合評価方式」への期待

今日は、うすい日差しはあるもの曇です。

先週金曜日の当事務所主催の「経審説明会」には、約50人が集まっていただき、熱心に聴いていただきました。

改正経審に関する情報は、細かい計算内容にはあまり触れず、今回の改正の政策意図、今後の建設業の経営のために示されている方向性についての話を1時間ほどさせていただき、特に、経営状況分析については、これまでの倒産企業の状況から経営にのために決算書を作るといった時代は終わり、真に経営基盤を強化し、一年間の営業活動の通信簿としての決算書の内容を総合的に評価できるよう考え方を変えることや、経営規模等評価に関しては、社会性の部分の評価が拡大されたことから、そこでの企業努力を怠らないことなどを訴えさせていただきました。

後半では、先週月曜日に行われた「総合評価シンポジウム」で得た情報を提供させていただき、シンポジウム会場で配布されたDVDを見ていただきました。小田原市では、まだ総合評価を取り入れた入札・契約は実施されていないので、皆さんの関心はどうか心配をしましたが、本当に熱心にDVDを見ていただけました。

この「総合評価方式」は、価格のみの競争を排除して技術力を持って地域に貢献する建設企業を活かすために考えられた“切り札”だと国交省が言っているもので、今後強力に推進される制度であり、全建や建産連などの建設業者団体も「早く確実に実施して欲しい」と要望をしています。

この方式によって、「誰でも出来る公共工事」から「コアの技術を持った建設業者を活かす公共工事」へ変貌をしていくものと考えられます。努力をすれば報われる公共工事が実現していくことを願いたいものです。

説明会後、感想を何人かの人に聞きましたが、概ね好評だったようです。参加者が以前に比べて少なかったことは残念でしたが、内容的にはよかったのではないかとホッとしています。

先週は、月曜日から木曜日まで東京でのスケジュールが続き、金曜日の説明会を含めて極めてハードな一週間であったので疲れたせいか、説明会の途中から花粉症による鼻炎が復活してしまい、完全に鼻がつまり、翌日、土曜日には首、肩、背中、腰、大腿部のほぼ全身の筋肉がこわばってしまい、さらに、胃や腸の調子も悪くなってしまいました。今日もテンションの低い状態が続いています。

と言うことで、連休の狭間の今日も連休にして疲労回復に努めています。

つくづく健康であることの大事さを感じている連休です。

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