小関ブログ

仕事始め 年頭に想うこと

明けましておめでとうございます。

正月を挟んで9日間の休みもあっという間に終わり、今日から仕事始めです。今年も頑張りましょう。

今年は、“混迷”という言葉で表すことが出来るような予感がしています。国内もそうですが、世界的にもグローバリズムによって増殖中の政治・経済・文化のネットワーク化による影響連鎖によって様々な問題が世界を駆けめぐり、ますます混迷の度合いを深めるような・・・そんな気がしてなりません。

ドラッカーもその著書の中で、21世紀型社会の形が決まっていくには20~30年かかるといい、“明日を支配するもの”の中では、その「はじめに」で『今日、我々は転換期にある。これから起こる変化は、19世紀半ばの第二次産業革命や、大恐慌や、第二次世界停戦後の構造変化よりも急激である。-(略)-なぜならば、先進国の少子化に関わる問題にせよ、一人ひとりの人間の生き方に関わる問題にせよ、21世紀の現実は、これまで20世紀において有効であり続けていた方法や姿勢とは、全く逆のものを要求しているからである。』と述べ、これから起こってくる混迷を予測しています。

個別の政策課題や、社会事象については様々な議論があるものと思われますが、トータルとしての変化の方向性を見極め、理念と戦略をもって進むことは至難のことかもしれません。が、それをしなければ日本は失速し、世界から信用を失い、経済的にも衰退していく可能性が高いように思われ、これからのこの国の政治動向が気がかりではあります。

今年は、世界各地で選挙が行われるようです。この国でも解散・総選挙は必至の状況です。地球温暖化問題をはじめ、食糧危機、エネルギー危機、世界人口問題等々、地球規模で人類全体の生存、地球生命全体の存続に関わる重大な問題が進行中であるにもかかわらず、人類は未だグローバル化した市場原理主義によって、富の集積に執着し、一握りの富めるものだけが謳歌し、貧しいものはますます貧しさを余儀なくされ、8億もの民が飢餓で苦しんでいるありさまです。

今年は、これまで溜まった地球規模のストレスが一気に表面化し、大きな変化が起きる可能性があるのかもしれません。なんだかそんな気がする年始めです。

ところで、このブログへのアクセス数があと数百で記念すべき20万に到達します。これまで一日平均100件ほどのアクセスがあるので、今週中には達成できるものと思われます。

20万ジャストを踏まれた方には、何か記念となるものを用意させていただきますので、その画面をコピーしてメールに添付してお送り下さるようお願いします。

メールの宛先は、noriaki@ozeki-office.com です。

では、本年も書き続けていきますので、変わらぬご愛顧をよろしくお願い申し上げます。

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