小関ブログ

“行政書士の役割”

昨日は、尽語を書いたあと雲が厚くなり昼頃から雨がぱらつきました。今日もどんよりした曇り空です。
先週日曜日に娘の人生の一大イベント(結婚式)が終わり、今週になって今月13日の研修会用PPTを仕上げるためにネット検索をしていて2004年に京都会の副会長(当時)である三木照常氏の書かれた「行政書士の役割-行政と市民のインターフェイス-」という本を見つけ、注文をしたものが昨日届き早速読んでいます。
私は、氏との交流はありませんし、“名前は以前に聞いたことがある”という程度の知識しかないのですが、行政書士として立派に活動しながら会務の傍ら立命館大学大学院施策科学研究科修士課程を修了され、京都学園大学法学部非常勤講師をなされていることにまず敬服しました。
しかも、現職の行政書士としてその制度、業務を学問的に追究し、京都府行政書士会“行政書士制度研究会”のメンバーと共に一冊の本を書かれたことに敬意を表したいと思うのです。
内容的には、まだざっとしか目を通せていないので、詳論は言えませんが、あくまで氏の私論と言うことで、組織的見解ではないので、個人的な独特な議論、意見が散見され、私の考えていることとは多少違う見解をお持ちのようですが、思考方法、論理の組み立て方にはかなり共通したものがあり、共感できるものだという感想を持ちました。
特に、第3節(第4講)「士」族の諸外国事情に納められた外国のいくつかの国における士業の実態については、知らなかったことが多くあり、新鮮な驚きをもちました。また本書を通して議論が展開されている「行政と市民のインターフェイス(媒介者)」という視点や日本の士業制度の再編、抜本的な見直しは必要という視点はとても参考になります。
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