今日は、風もなく穏やかな秋晴れです。
昨日、一昨日と東京でのスケジュールをこなし、今日、明日、明後日は外でのスケジュールはなし。事務所での執務です。
今朝は、印刷業者から来年の年賀葉書のデザインの広告が来たので、どうするかという相談です。早いもので、今年ももうそんな時期になってしまったのですねぇ。
ところで、「行政手続法による聴聞の代理業務」を盛り込んだ行政書士法の改正が今国会にようやく提出されたようです。この法改正は、今後、行政不服審査制度での代理に道を開くもので、是非、成立させていただくことを期待しています。が、このねじれ国会での論戦が白熱する中で、その合間を縫っての議論がどこまで進むのかという一抹の不安があります。なんとか成立することを心から願っています。
が、またぞろこの法改正にはほとんど影響を受けないはずの日司連から思わぬクレームが付いて調整が必要になったという情報を漏れ聞きました。よほど、「法人・商業登記の開放」問題が彼らの琴線に触れ続けているようです。
しかし、日行連が当時の「規制緩和・民間開放推進会議」に対して要望を出したのは、あくまで国民の利便性の向上という観点から、公益法人等の設立認可手続の延長線上にある法人登記、並びに定款認証手続など会社設立手続の延長線上にある商業登記手続について、それら前提となる手続に関与をしている専門家にも開放することが望ましいとしたもので、決して、業際問題として我田引水的な目論見をもって要望を出したわけではありません。
私自身も17・18年度日行連民間開放・規制緩和推進委員会のメンバーとしてそのことを議論させていただきましたし、内閣府へもその趣旨の文書が提出されていると記憶しています。このことを日司連の方々には是非理解をしていただきたいと思うのです。
従って、この「法人・商業登記開放要望」については、日行連が積極的に運動を展開することなく、内閣府の規制改革会議等の議論を見守り、その議論の中で示されたことに対応するという立場をとってきたわけで、この問題で日司連と対立することなく、互いに専門職業人として国民の利便性の向上を目指して行くべきだと思うのです。
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