明けましておめでとうございます。
12月30日〜1月8日までの長い休みも終わってみればあっという間で、今日から仕事です。
今日は、風もなく穏やかに晴れています。
今更ながら年頭所感を書くのは気が引けますが、今年初めての尽語なので、それなりに書いてみたいと思います。
昨年9月に誕生した安倍政権は、相変わらず“美しい国”のビジョンが示せず、抽象論に終始しながら、その実、統一地方選挙と参議院選挙後に憲法改正のための国民投票法や消費税の大幅アップなどの政策実現を強硬に推し進めていきそうな気配を感じています。選挙の成り行きが心配ではあります。選挙前に本質的な議論が起こることを期待したいものです。
行政書士制度を取り巻く環境は、内閣府の規制改革・民間開放推進会議の最終答申にどのような内容が書き込まれるかが重要で、最終答申を受けて閣議決定がなされれば、その具体化が政府全体によって強力に推し進められることとなるので、年度内はその動向から目が離せません。特に、強制入会制度に関する議論については、その廃止論に対して強力且つ有効な反対論を示して維持していくための他士業団体と手を結んだ運動を起こしていかなければならないと考えています。
21世紀の社会システムは10〜15年で形が見え、20年〜30年で確立していくと言われています。2007年は、その意味ではまだまだ様々な議論が行われ、試行錯誤の繰り返しをしていくものと思われます。その中で、本質を見失うことなく、また、時代に翻弄されることなく、常に行政書士として国民の権利を擁護し義務の履行に資するために微力を尽くすと共に、さらに行政書士制度の維持・発展のために尽くして行く所存です。
本年もこのblog“てんめい尽語”で、できる限り情報を発信していきますので、ご愛読の皆様の変わらぬご指導、ご鞭撻のほどを心よりお願い申し上げます。
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