今日の小田原は、晴れているような、曇っているような、なんだか解らない空で、箱根山も全く見えません。 蝉の声も元気がなさげで、まるで“夏が来た”と言うよりいきなり“残暑”の気分です。
昨日の横浜アリーナで行われたプロボクシングWBAライトフライ級王座決定戦の中継を見て嫌な後味が残りました。1ラウンドでダウンを期して出鼻をくじかれ、その後少し盛り返してはいたものの終盤(特に11ラウンド以降)はスタミナ切れが明らかで抱きつくシーンが多く、どう見ても亀田興毅の劣勢は明らかでした。ところが、その亀田興毅が2-1の判定勝ちで世界チャンプになってしまいました。どうにも釈然としない試合でした。
今朝の新聞・TVもこの判定に対する意見が分かれ、多くの国民が疑問を感じていると報じていました。実際、試合開始前の2時間もの間亀田兄弟、親子の特集を組み、さんざんじらした上でのあの試合内容、そして判定ですからTBSに抗議の電話が殺到し、不満の声が上がるのも当然だとは思います。
私は、正直あの親子、兄弟の不遜な物言い、態度が大嫌いです。なので、昨日の試合途中では、この世界戦で負けることは帰って彼らにとって良い薬になるし、少しは反省をし、礼儀をわきまえてくれるのではないかなどと考え、彼が負けることを期待したのですが、結果は、さらにあの態度を助長するものになりました。
ボクシング界を見返してやろうという気概は立派だと思いますが、これまでの歴代日本人世界チャンピオンの中で、あれほど不遜で相手や世間を馬鹿にする態度を取った人はいないと思います。選手としての力それなりのものがあることは認めますが、今後はチャンピオンにふさわしい人格と態度を身に付けて欲しいものです。
小関事務所から日々の徒然
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