小関ブログ

今後どうなっていくのか。

今日も晴れています。朝からかなり気温が上がっています。今日は午後、横浜行きなので汗ふきタオルは必需品ですねぇ。
今回の選挙、与党の大勝ちで今後日本社会はどうなっていくのかを分析する必要がありそうです。
郵政民営化だけに目を奪われているわけにはいきません。これまで小泉内閣は、「骨太の方針」に基づいて様々な戦略を打ち出し、その具現化のために多くの委員会や審議会、推進本部などを立ち上げ、検討を進めてきました。
基盤整備に当たる法整備がかなり進み、今後は、具体的な制度として稼働していくものが多くあります。その段階で、与党が衆議院の3分の2以上を占める議席を確保したわけですから、ほとんど何の障害もなく、政策の実施に移れるというわけです。
特に、規制緩和・民間開放の分野では、官僚や利害関係団体の多少の抵抗を振り切ってでもかなり強引な手法がとられることが予想されますし、いよいよ佳境に入りつつある電子政府・高度情報化社会への移行は、まさに待ったなしでどんどん先に進むものと思われます。
「改革」の名の下に行われるこれらの政策の実施は、それが実際に国民の豊かさや住みやすさにつながっていくかどうかは別にして、確かに、「今やらなければ」という切迫感をもって国民に迫ってきます。しかし、このスピード感について行けない国民も多くいることは紛れもない事実なのです。
これまでは、政府・与党の中にこの「小泉改革」に反対したり、ブレーキをかけてきたそれなりの力を持った人達がいましたが、今回の選挙戦術の中で、それらの人々は排除され、ブレーキがはずれた状態で暴走するのではないかという危惧をもったのは私だけではないと思うのです。
いずれにしても、これから加速度的に進む社会の変化にどう対応していくのかは、私たち国民一人一人にとってきわめて重要な課題となることは間違いありません。一方で、これからの社会は「脳化社会」になるといわれて久しいのですが、まさに、自分の頭でよくよく考えて、自分の考えをしっかりもって対応することが求められているのだと思っています。

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