今日の小田原は時折日は差してはいるものの雲が多く曇り(微妙)。風がけっこう吹いています。
昨日全国建行協のサイボウズに今月13日に開かれた中央建設業審議会(中建審)「入札契約の適正化に関する検討委員会」に提出された資料がダウンロードできるとのHP情報があり、早速ダウンロードをしてすべてを印刷し読んでみました。約100ページにわたり、資料1〜12に分かれているのですが、けっこう読みでがあります。ここで内容を書くことは出来ませんが、各資料の標題を列記しておきます。
資料1 委員名簿
資料2 入札契約制度の見直しの基本的な方向性について
資料3 経営事項審査の見直しについて
資料4 各発注者における格付け、競争参加資格設定等のあり方について
資料5 企業の総合力による競争を促進するための入札方式等の見直しについて
資料6 低価格入札に対する対応について
資料7 監督・検査の実施について
資料8 工事の施工状況の評価(工事成績評定)の実施について
資料9 不良・不適格業者の排除について
資料10 談合等の不正行為の防止について
資料11 第三者機関の活用と苦情への適切な対応について
資料12 業者選定のための情報サービスの充実について
資料1は委員の名簿なので、中身はありませんが、資料2以降は、検討すべき事項がびっしり書いてあります。13日の検討委員会でどのような議論がなされたのかを知りたいものです。また、各資料には、添付の資料があり、かなりの情報量となっているので、これも活用したいものです。
特に気になったのは、やっぱり我々行政書士に関する記載で、資料9の2の④に「虚偽申請に関与したものに対する措置」という項目があり、行政書士が名指しにされ、「虚偽に関与したものが特定できる場合には、その責任を問うための措置」を検討するとあります。
建設業許可、経審、入札参加資格認定の申請については、確かに行政書士の関与率が高いので、一人行政書士だけが名指しにされることは仕方がないのかもしれません。しかし、いかにも行政書士が「虚偽に関与」しているかのような書き方はしてほしくはありません。
日行連農林建設部では、「経審虚偽申請防止マニュアル-適正申請の指針」を作成・公表し、虚偽申請防止及び抑止のために努力をしているわけで、その点をもっと考慮してほしいと思うのです。
その他の検討項目については、もう少しきちんと読んで、その方向性を探りたいと思っていますが、検討委員会での議論がどのように進んでいくのかを注意深く見ていかなければならないと考えています。
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