小関ブログ

ジャン・モネ

今日は晴れ、少し風があるものの穏やかな陽気です。
GWが終わり、今日から本格的に業務再開です。先週金曜日の尽語でメルマガの登録をお願いしたのですが、まだ登録数が5しかなく、寂しい限りです。有償メルマガの発行は6月3日からなので、それほど焦るつもりはないのですが、皆さんの積極的な登録を是非お願いしたいと思います。
今日の日経新聞5面の“核心”という囲み記事「日中は独仏に何を学ぶか」にジャン・モネというフランス人のことが書かれています。ジャン・モネは戦後独仏連携の基礎を気づいた“シューマンプラン”の原案を書いた人で、「欧州統合の父」と呼ばれ、日本の幕末で言えば坂本龍馬のような存在で、エリート主義のフランスでは珍しく学歴のない一介のコニャック商人であったそうです。
そのジャン・モネを評してニューヨーク・タイムスの記者が「何かになりたいのではなくなにかを成し遂げるタイプだ。見せかけや野蛮を嫌った。」と書いたということが紹介されています。この「何かになりたいのではなく、何かを成し遂げたい」というところに感銘と共感を覚えました。
時あたかも全国の行政書士会で会長選挙が行われ、来月には日行連の会長選挙が予定されています。日経の記事の中には、「激動期にはそれにふさわしい人物が現れる。」とありますが、「何かになりたい人」でなく「何かを成し遂げたい」人が出てきてほしいと願わずにはいられません。

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