今日の小田原は久々の晴れ。気持ちのいい天気です。気温も日中はぐんと上がりそうです。
昨日、日本行政4月号に掲載され、現在に知行連のサイトにアップされている「経審虚偽申請防止ガイドライン(適正申請の指針)」の内容について全国建行協建設業会計研究会の望月座長さんからいくつかの指摘を頂きました。
さすがに建行協の会計の指導的立場を担っている人であるだけに鋭い指摘で、自分の会計に関する基礎知識が如何にお粗末かを自覚させられました。反省です。確かに、学校などで系統的に会計を学んだことはなく、すべてが自己流で、しかも、建設関係業務に特化してから実務の中でしか勉強してこなかったので、基本部分がおろそかになってしまったようです。
今後会計に関する知識が重要になることは明らかであり、会計知識がなければ業務が成り立たないということも考えられるので、きちんとした知識の習得に努めなければならないと思います。
特に指摘を頂いたのは、「税法基準に基づく会計」という部分についてなのですが、「日本の会計制度は商法会計、税法会計、証券取引法会計のトライアングル体制の下にある」という概念で、中小企業は税法会計が主流となっているという理解はあるのですが、この「税法会計」というのがくせ者で、法的には「税法会計」という言葉は存在せず、「税法基準による会計処理」と言ってもなかなか説明が難しいということなのです。
つまり、今回のような公式な文書を書くときには、表現が稚拙である場合に様々な誤解や不快感生ずる恐れがあるということを十分に理解しなければならないと言うことを自覚しましたです。
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