小関ブログ

“反日デモ”

今朝の小田原は雨は上がったのですが、曇りで風が強く寒いです。久々に暖房を入れています。身体がついて行けませんですねぇ。
このサイトへのアクセス数が今月に入ってかなりダウンしています。先月の勢いはどこに行ってしまったのでしょう(悲)。不思議です。
このところニュースで頻繁に取り上げられている中国の「反日デモ」の動きですが、どうも納得できません。江沢民時代の反日教育の成果であるような言い方がありますが、もしそうだとすると教育の力というのは恐ろしいものだと思います。
今回の反日デモは、国連事務総長が日本の常任理事国入りに好意的な発言をしたことが端緒になっているようですが、なぜそのことによって反日デモ・破壊行為という事態が生じるのか理解に苦しみます。中国全土に流通する情報の通信手段はそのほとんどがインターネットであり、このインターネット世代がまさに反日教育を受けた世代で、意図的に反日感情を煽る情報をネット上に流し、デモを扇動しているようです。
この事態に対して中国政府は「中国政府に責任はない」という態度をとっており、実際に被害を受けた留学生に対する地元警察の対応もひどいものであったという報道がなされています。にもかかわらず、小泉首相は、遺憾である旨の発言をしていますが、中国政府に対して具体的な抗議を避けて「中国要人との対話による解決を図るべき」だと判断したと報じられています。なぜ、日本政府はこうも外からの圧力に対して弱腰なのでしょう。常任理事国入りを目指すための戦略的意図があるのでしょうか。不可思議です。
中国との尖閣諸島領有権問題、韓国との竹島問題や教科書問題など、このところ近隣諸国との軋轢が高まっている中での今回の事態は、どう理解すればよいのか解らないというのが多くの国民の本音であるように思えます。政府がこれらの問題にしっかりとした方針を示し、国民に対する説明責任を果たしてほしいと思うのは私だけではないと思うのです。

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