小関ブログ

総務省主催 電子政府・電子自治体体験会

今日は、曇り。ちょっと寒いです。
今日は、昨日書いたとおり、全国建行協関東部会と年末懇話会に出席のため、お出かけです。なので、これを落ち着いて書いている時間がないので、昨日全国建行協のMLにアップされた静岡の前田さんの書き込みを紹介(無断で)してお茶を濁したいと思います。

総務省主催 電子政府・電子自治体体験会というのに行ってきました。
簡単に報告します。
お台場のアクアシティで行われました。 
会場内には次のコーナー(ブース)が設置され、各省の職員のほかベンダー職員と思われる方も
各コーナーに2・3名配置されていました。
・ e-Gov紹介コーナー
自宅や職場にいながらにしてインターネットを使っていろいろな行政手続ができるようになりと
いう、国民本位の立場にたった電子政府・電子自治体を進める理由を主に説明をしていた。
・ 住基カード体験コーナー
ICカード標準システムについて説明を受けた。既に運用済みのこの標準システムが今後、全国
に広がるよう働き掛け中。(静岡県内では掛川市のみ)
標準システムにおいて提供されているものは
 証明書等自動交付サービス、申請書自動作成サービス、成人保健サービス、救急活動支援サー
ビス、避難者情報支援システム、公共施設予約サービス、図書館情報サービス、選挙投票所支援
サービス。このほかに市町村独自のサービスを追加し、運用がされている。
全て住基カードがあってのこと。行政書士の立場でお客さんの横に座り、お手伝いをすることも
出てくることだろう。
・ 個人情報保護・情報公開コーナー
  平成17年4月1日に施行される個人情報保護法について説明があった。行政(独立行政法人)
が利用目的の範囲を逸脱して、個人情報を保有しないよう規制する法律。電子政府を推進するた
めに、政府は個人情報保護の体制を整備中。
・地上デジタル放送コーナー
岐阜県の情報を地上デジタル放送で配信中。インターネットが使いずらい地域や年配の方にも情
報を得ることが容易な手段として活用が期待される。今後は他の地域でも始まる予定。
・パスポート申請体験コーナー
 現在、岡山県で運用中。他県での運用開始は未定。代理については現在のところ考慮されてい
ない。今後、この分野を業務拡大の一分野として考えるのであれば、連合会・書士会等から外務
省への働きかけがあっていいのかもしれない。
・国税電子申告体験コーナー
 e-TAXソフトを使っての体験。今年の申告で実際に電子申告した際、メリットを実際に感じる
ことはなかったが、その後の動きで電子納付も行えるようになっているほか、納税証明書も取得
できるようになっている。(ただし、納税証明書は他の申請も電子化しないと申請段階での使用
は不可)
・年金情報提供体験コーナー
 体験はしたものの、業務での使用はないかと思われる。ただし、実務上のシステム運用状況
は、省庁の中では先頭を走っているではないだろうか。
アンケート回答者へのICカードリーダーの配布(名目上は抽選)、会議場ではなく、一般客が
集まるモールを会場とするなど、総務省の住基カードの普及に並々ならぬ活動の様子がうかがい
知れた。
今後、住基カードの普及率が電子政府の成功不成功を決めるのではないかと思った次第である。

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