小関ブログ

首都直下地震の震度予想図

今日は、曇りでかなり寒い朝でした。
昨日、東京直下型地震の震度予想図が発表され、今朝の朝刊にその記事が載っています。新潟中越地震がまだ強烈な印象として残っているので、思わず目が釘付けになってしまいました。
TVの解説では、関東大震災クラスの地震は、約200年周期だそうで、まだ100年くらいは大丈夫だといっていましたが、M7クラスの直下型の地震はいつ起きても不思議ではないという物騒なこともいっていたので、本当に心配です。
震度予想では、神奈川県西部の国府津・松田断層を震源とする地震の予想もありましたが、その場合には、小田原は震度6強の揺れが予想されるとのことで、かなりの被害が予想されています。小田原は、もう20年以上も前から地震の空白地域といわれているので、そういう意味ではまさに“いつ起きても不思議ではない”地域なのだと思われ、危機感が募ります。
といっても、何をどう備えればよいのかについては、あまり考えたことはなく、水や食料の多少の備蓄はあるものの、本格的な防災用品などは未だに備えてはいません。
この間、新潟中越地震の震源近くの星野さん(女性行政書士)が、MLに体験した様子と、そこから得られた教訓を書いてくれていましたが、それを少し引用させていただきます。
【教訓1】
 防災用品・水・布団は、家の入り口にあってこそ被災時に役に
たつもの。被災時に、家の中、ましてや奥には入れない。
【教訓2】
 被災後、最初の1日半くらいは、水と食料に困ります。以降は
 配給体制が整います。コンビニは、被災直後すぐに店頭で生も
 の・食料を処分販売しました。当面の食料は自力で確保を。
【教訓3】
 被災時、本人の時間をとらない連絡手段がありがたい。
 地震で家中がひっくりかえっているときには、住所録や連絡先
 をさがすこともできない。ハガキは重宝。
【教訓4】
 サッシを施錠していても直下型地震では外れてしまいます。
 また、玄関ドアなどはしっかり施錠していたために揺れでこわれ
 てしまいました。地震後は鍵の点検を。
【教訓5】
 今日日、災害時、お寺や神社は一番危険
【教訓6】
 建物には基礎があるけど、「道路には基礎がない」から、
 陥没のおそれ大。地震が起こると、落下物ばかり気にする
 が、足元にこそ注意。
【教訓7】
 マンホールの蓋の近くは隆起・陥没が特に目立つ。
 道路で地震にあったら、マンホールの蓋からは離れる。
【教訓8】
 ボランティア強盗に注意。
これらの体験に基づく教訓は、実際の被災時にはかなり役に立つものと思われ、しっかり読んで頭にたたき込んでおきたいものです。

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