小関ブログ

華氏911

土曜日の小田原支部(書士会)納涼例会は無事に終わり、昨夜は、久々に映画館まで出かけ“華氏911”を見てきました。11時頃かえって寝たのですが、午前2時に目が覚めてしまい、TVをつけたらちょうど女子マラソンが35Kmすぎのところで、野口みずきがぶっちぎっていたので、そのままゴールまで見てしまい、引き続き室伏まで。。。気がついたら午前4時だったので、あわてて寝たのですが、完全に寝不足の月曜日なのです。
今日は、朝からどんより曇って、時折ぱらぱらと雨が落ちてきています。気温もかなり下がり、長袖にネクタイでも苦にならない涼しさです。
“華氏911”ですが、完全なドキュメンタリータッチの映画で、映画館で見るより自宅のテレビで見た方が落ち着いて見れそうです。ですが、アメリカという国の大統領とその取り巻き連中のあまりのひどさに胸くそが悪くなり、途中で見ることを放棄したくなりましたです。結局全部見てしまいましたが^^;
結局のところ、あの映画で表現された事実は、今回のイラク戦争は、ブッシュ家とサウジのビンラディン家との経済的な結びつきとそれを取り巻く大企業やネオ・コン政治家が石油の利権ほしさに始めた愚行であり、9.11を口実にした“対テロ戦争”や“大量破壊兵器”などは、自国民や世界の人々を恐怖によって操ろうとする戦略に他ならないというとんでもない事実なのです。
あの映画を見る限り、アメリカという国を乗っ取っているジョージ・W・ブッシュとネオ・コンサバティブを標榜する閣僚こそが世界を危機に陥れ、テロを世界中に蔓延させる危険きわまりない連中であり、まさに“テロリスト”であるといっても良いのではないかと思うのです。もちろん反対の意見もあることは承知していますし、一方的な意見だけで判断することは危険であることは解っているつもりなのですが、イラクで起きている事実を事実として受け入れることが出来るならば、理解できると思うのです。
今のアメリカは、“自由と民主主義”をもたらすためだいうスローガンで、世界に君臨しようとしている独裁国家のように見えなくもありません。もちろん本来のアメリカは自由でレベルの高い民主主義を標榜してきた国であり、その功績は少なくありません。今年年末のアメリカ大統領選挙でジョージ・ブッシュが再選されることのないよう願わずにはおられません。

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