小関ブログ

踏ん張れ、民主党!

今日は、久々の晴れです。気温も急上昇中で、28度ぐらいになるようです。体がついていけませんです^^;。
昨日の民主党のどたばた劇は、“本当に情けない”という印象を国民に与えたようです。どうやら、これで小泉政権は、かなりの長期政権となることが確実なようです。(未納閣僚問題の対処次第ですが。。。)
やっぱり、日本の官僚社会主義は多少の変化はあっても、脈々と生き続けているようです。この官僚組織に支えられている政府・与党はやっぱり強いのだという印象を強く持ちます。が、しかし、国民一般の感じている問題意識とは違う問題意識のもとで問題解決が図られていく中で、国民の政治離れが促進されていくことに危機感を持たざるを得ません。
今日は、年金改革の政府案が3党合意のもとに衆議院を通過するようですが、結局、国民の望む制度の安定化や、年金資金の流用問題などは何も解明されないまま参議院でも与党の多数で決まってしまうのだと思います。結局、その影で年金官僚がほくそ笑んでいる姿が見に浮かんできます。
今、この国に求められているのは、思い切ったリーダーシップのもとで、官僚社会主義を打破し、政治が政策作りの主導権を握ることなのではないでしょうか。今回の年金改革でも、年金官僚のつくった甘い予測に基づいて、それを根拠に試算された“おいしい部分”だけを誇張しているという解説がありますし、これまでの大型公共工事も官僚のつくった都合のよい予測に基づいて進められ、多くの無駄を生じてきたといわれています。
情報化社会の中での行政は、データの公開は当然であり、官僚がデータを秘匿し、都合のよい部分だけを公開するなどというやり方は通用しないはずです。また、そうでなければ情報化社会におけるきちんとした民主主義は成立をしないと思うのです。インターネット社会の双方向性を進化させることによって、直接民主主義は可能なると思われるのですが、その基礎は、なんといっても、情報公開と説明責任の明確化なのだと思うのです。
今回の民主党の混乱は、官僚という基盤を持たない野党が閣僚や国会議員の年金未納問題に関する情報の本質的な咀嚼をしないまま政局にしてしまい、それをコトするために性急に3党合意をしてしまったという戦略的失敗に原因があるという見方があります。もしそうであるならば、この混乱を収拾し、国民の信頼を取り戻すためには、冷静に問題の本質を見極め、国民望む問題解決方法を生みだしていくしかないと思うのです。
このまま参議院選挙に入っていってしまえば、民主党が惨敗するだけでなく、国民の政治離れは取り返しがつかないほど進んでしまう可能性があります。今、民主党の良識と踏ん張りに期待をしたいと心からそう思います。

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