小関ブログ

ふざけるな!未納3閣僚

今日は穏やかな晴れ。昨日、おとといと完全休養をし、疲労を癒すために足湯、腰湯、さらにはホットパックに低周波マッサージに勤しみ、表面の疲労が癒されたと思ったら、深いところの痛みを感じ始めてしまい、今朝は、これまであまり感じたことのない種類の痛みに苛まれていますです(悲)。二日間で癒されるほど軽い疲労ではないようです。
先週末に発覚した3閣僚の国民年金保険料の未払い問題にはあきれましたですねぇ。麻生総務相と石破防衛庁長官の場合は、まぁ、100歩譲って、うっかりミスという言い訳が通るのかもしれませんが、中川経産相の未納21年というのは、洒落になりませんねぇ。完全な確信犯だといわれても仕方がないと思います。これは、辞任という形で責任をとらなければ国民の納得は得られないでしょう。
それにしても、この問題に対する福田官房長官の対応はひどいものですねぇ。「保険料の未納は、個人情報であり、プライバシーであるので、答える必要はない。」ですと。その上「閣僚と国会議員はどう違うのですか?。国会議員と国民はどう違うのですか?。」という逆切れ発言です。
年金法案を閣議決定して国会に提出している内閣の主要閣僚だからこそ、年金の空洞化問題で未納者への対応が議論されている状況をふまえての質問に対する答えとしては、最低だと思います。
こんな閣僚が「自己責任」を声高にいう資格があるのでしょうか?。大いに疑問ではあります。
これでは、社会保険庁が未納者対策特別班をつくって全国展開をしようとしている現場は大変なことになりそうです。ますます未納者が増えそうですねぇ。
私たちのように地場の中小企業の相談を受ける立場からは、社会保険料の負担ができなくなってきている状況を肌で感じているわけで、この年金問題は、根本的な部分で改革をしなければならない時期にきていると思うのです。とはいえ、現行の世代間扶養という原則を変えるためには、複雑になりすぎた制度の中では、なかなか難しいのだと思います。
私は、年金問題の専門家ではないので、あまりきちんとした意見は持っていないのですが、素人からみても、ここまで年金に対する不信感が蔓延してしまった状況では、全く新たな発想で考えていくしかないのではないかと思われるのです。

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