小関ブログ

私が予防法務に取り組む意味

今日は、昨日の夜から強風が吹き荒れ、北の方から真っ黒な雲が迫っている不穏な天気です。予報では、昼過ぎから雷を伴った雨が降るようですが、風は南風なので、妙に空気はぬるいです。
昨日のグロッキー状態からは少しは回復をしてきましたが、まだかなり疲労感を感じています。40代の頃とは違って、そう簡単には披露は抜けてくれないようです。でも、また明日から出かける頻度の多い日が続きます。ガンバ!です。
が、その前に明日発行予定のozeki−letter41号がまだ手つかずなので、まずはこれを仕上げてしまわなければなりません。それに、今月初めに書くことを約束した“行政書士かながわ”の原稿締切が15日なので、こっちもやっつけてしまわなければなりません。フー^^;
昨年の会長選挙直後からこれまで、自分のメルマガや研修会などを通じて“予防法務”を啓蒙してきましたが、私の力不足なのか、あまりピンと来ていない行政書士がほとんどのようで、3月27日の神奈川予防法務研究会での記念講演への参加申込がはかばかしくありません。
“予防法務”という言葉がかなり広い意味を持っているので、具体性が欠けていることもあるのかもしれません。しかし、行政書士という制度の持っている機能を最大限生かせる分野であり、ヒューマンサービスというこれから拡大していく市場の一分野として大きな期待を持てることも間違いのないことだと確信をしています。
また、司法制度改革によって“自己責任・事後チェック社会”という社会的不確実性の高い社会が拡大していく中で、地域の市民社会というコミュニティの中での“信頼を勝ち取り、“行政書士”→“法務士”への転換を果たしていくための戦略として、この『予防法務』という分野での市場を獲得することは大きな意義があると考えています。
法律関係専門士業の団体は、こぞって『事後チェック社会』での制度的参入を目指して活動を展開しています。そのために、自己責任を負わなければならない国民にとって一番必要になる紛争を未然防ぎ、安定した法律生活を実現するために必要なリーガルサービスを提供する『予防法務』の分野は、『スキマ』となりつつあります。このすき間を埋めることこそ、我々行政書士の役割であり、そこにビジネスチャンスがあるのだと思うのです。
明後日、土曜日は秦野での研修が予定されているので、このことを分かり易く説明してみたいと思います。

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