小関ブログ

何かが変だ?。。。

昨日の雨は朝のうちに止んでしまい、今日は、すっきりとした青空が広がっています。ただし、寒いのです。
と、一行書いたところでお客様がお見えになり、1時間以上話し込んでしまったので、昼近くのアップです。
今、バイトが休みで暇をもてあまして、たまに事務所に遊びに来た娘が私の目の前に座って免許更新の話などをしているので、何を書いたらいいのか分からなくなってしまったので、今日はなしにしましょうかねぇ。と書いたら、“娘のせいにするな”と怒っています(笑)。
このところ、小田原にいる限り、きわめて静かで平穏な日々が続いています。
ただただ時間が過ぎていく感じで、一日が長く感じられる今日この頃なのです。テレビや新聞などの報道を見聞きしていても、これといったニュースはなく、だらだらと緊張感のないまま世の中が推移しているように見えます。どうしたものかという思いが募るのですが、どうにもしようのないもどかしさを感じています。
今年になってから読んだ猪瀬直樹著の『道路の権力』に描かれた道路公団民営化の攻防は、結局官僚と族議員の側に軍配が上がったようで、民営化推進員会は瓦解してしまったような有様です。つまりは、猪瀬氏がいうように、小泉首相は「起承転結の“起”しかない」ということのようです。国民の側からすれば、「やっぱり小泉改革は、かけ声だけだったのか。」という風に写ります。
これ(だけではないでしょうが)が、国民の側の無力感を生み、無気力感を醸成しているような気がします。個別の政策には反対が賛成を上回っているのに、また、イラクへの自衛隊派遣に関する首相の説明には納得していないと答えた人が90%もいるのに内閣支持率があまり落ちていないのは、やっぱりその裏返しなのでしょうか。
昨年末には、2004年は大きな曲がり角の年になるという識者の意見が多くありました。しかし、年が明け、このところの風潮やマスコミの論調からはそういった危機意識はほとんど感じられない状況になっています。どうしたことでしょう。“何かが変だ”と感じ始めているのは私だけでしょうか。

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